BATH

築25年の戸建てで、冬場に寒くてタイルの掃除が大変な在来工法のお風呂を、暖かくて掃除が楽なユニットバスにしたい

バスルームリフォームプラン

リフォームの項目 選択肢・内容 費用相場(工事費込) ポイント・特徴
ユニットバス本体 ミドルグレード (1616サイズ/1坪) 80万円~130万円 【断熱性・清掃性◎】
  • 浴槽・壁・天井に断熱材が標準装備のものが多く、保温効果が高い。
  • 床材は水はけが良く、乾きやすい素材(TOTO「ほっカラリ床」など)。
  • 壁はカビにくく、汚れが落ちやすいパネルが主流。
  • メーカー:TOTO「サザナ」、LIXIL「リデア」など。
関連工事 解体・撤去・土台工事 20万円~40万円 【在来→ユニットの重要工程】
  • 既存浴室の解体、廃材処分。
  • タイルの下地が傷んでいる場合、木材の補修やシロアリ対策が必要になることも。
  • ユニットバスを設置するための基礎コンクリート打ち。
給排水・電気・ガス工事 10万円~20万円
  • 新しいユニットバスに合わせた給水・給湯・排水管の接続。
  • 換気扇や照明、給湯器リモコンの配線工事。
オプション設備 浴室暖房換気乾燥機 8万円~15万円 【ヒートショック対策・利便性向上】
  • 冬場の入浴前に浴室を暖め、急激な温度変化を防ぐ。
  • 雨の日の衣類乾燥にも活躍。
手すりの設置 1.5万円~3万円/箇所 【将来の安心】
  • 浴槽の出入りや洗い場での立ち座りを安全にサポート。
  • 後から付けるより、新設時に同時に設置する方が安価で見た目も綺麗。
窓の交換・断熱化 8万円~20万円 【断熱性の最大化】
  • 浴室の寒さの大きな原因は窓。
  • 断熱性の高いペアガラスや二重窓(内窓)に交換することで、効果が大きく向上する。
合計 【ミドルグレードUB+基本工事】 約110万円~170万円
【上記+フルオプション】 約130万円~210万円

リフォームの流れ(相談から完成まで)

  1. 情報収集・ショールーム見学 (~1ヶ月) ネットで情報を集め、メーカーのショールームで実物の色や質感、浴槽の入り心地などを体感する。
  2. リフォーム会社探し・現地調査 (2週間~1ヶ月) 複数の業者に相談し、自宅の浴室を見てもらう(現地調査)。この際、土台や柱の状態も確認してもらう。
  3. プラン提案・見積もり (1~2週間) 業者から具体的なプランと詳細な見積もりが提示される。内容をしっかり比較検討する。
  4. 契約・近隣挨拶 契約後、工事日程を決定。着工前に業者が近隣住宅へ挨拶回りを行う。
  5. 着工~完成 (1週間~2週間) 解体→土台・配管工事→ユニットバス組立→ドア取付・内装仕上げ→接続・動作確認
  6. 引き渡し 最終確認を行い、引き渡し。保証書などを受け取る。

業者選びのチェックリスト

  • [ ] ユニットバスの施工実績、特に在来工法からのリフォーム実績は豊富か?
  • [ ] 現地調査の際に、床下や壁裏など、見えない部分の状態までしっかり確認してくれたか?
  • [ ] 見積書に、解体してみないと分からない「追加工事」の可能性について説明があったか?
  • [ ] 建設業許可や、必要な資格(建築施工管理技士、給水装置工事主任技術者など)を保有しているか?
  • [ ] メーカー保証とは別に、独自の工事保証制度があるか?

【福岡市にお住まいの皆様へ】

福岡市では、高齢者や障がいを持つ方のための住宅改造(バリアフリー化)や、省エネ性能向上のためのリフォーム(高断熱浴槽の設置など)に対する補助金制度が設けられることがあります。特に手すりの設置や高効率給湯器の導入などを検討される場合は、計画段階で市のホームページを確認したり、リフォーム業者に相談したりすることをおすすめします。

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